あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

挨拶とかお礼とか、やっぱり大切ではある・・・けども。

ニュースにこんなタイトルのものがあったので読んでみました。

43万円拾ったのに「お礼も連絡もない」と提訴…謝礼7万円で和解、落とし主は法廷で「ありがとう」

流れは以下の通り。

70歳の男性が財布を拾って警察に届けた。

中にはマイナンバーカードや現金が入っていた。

持ち主は50歳の自営業者とわかり、その日のうちに返却された。

連絡先を知らせておいたのに電話もかかってこないので、こちらから連絡しても「忙しい」と電話を切られ、あとは電話に出なかった。

怒った男性は自営業者を提訴し、8万6千円の支払いを求めた。

法廷で減額の7万円を支払うことで和解し、「ありがとうございました」とお礼を言った。

なんで提訴?

提訴した男性は「お金が欲しかったわけではなく、謝意を伝えてくれれば訴訟は起こさなかった」と説明したというのですが、これが本当であれば落とし主もすぐに電話をしてお礼を言っていれば、少しの謝礼で済み、7万も払わなくてすんだかも。

遺失物法は、5~20%の報労金を拾ってくれた人に払わなくてはならないと決まっているので、拾った男性は法的に権利があるわけです。でも、何も言わないと1か月で請求権はなくなるそうです。なんか「お礼寄越せ」っていうのもちょっと・・・って感じですけども。

43万円て、普通の人には大金ですよね。

それを拾ってもらって電話の1本もせず、連絡貰ったら忙しいと相手にしないとか、非常識にもほどがある。最初はお金目的じゃなくても、頭にきて提訴とか、まぁ、あるかもねってことで、お礼言ってればそれで済んだ可能性もあるのに常識ないとこうなるよねの典型だったというお話でした。(まぁ、ちょっとはお礼が欲しかったんだろうけど)

お財布届けると結構大変

私も以前、落としたというより電話ボックスに忘れた小さなバッグを警察に届けたことがあります。中を見ていなかったのですが、財布も入っていました。

どこで拾ったとか状況も説明しなくてはならず、書類も記入して、しかも中身を確かめるのに立ち会わないといけないんです。

子供の時に交番に届けると、どこで拾ったと言ったら感謝状っぽい小さな紙をもらうだけで済んだのに、大人になると面倒くさいんだなと警官がいちいち確認するのを見ていた時にそう思いました。

しかも、その財布の中には札が入っておらず、もしかしたら私の前にも誰か気づいて抜いてしまったのかもしれないという状況で、頭にきたのは、その警官がなんとも疑わしい目で私を見ていたんですよ。

お金抜いたらいちいち届けるわけねーだろ!とムカつきました。

謝礼も一切いりませんし、連絡も不要として帰りました。

そんなんで1時間くらいかかり、疑いの目は向けられるしで、踏んだり蹴ったりでしたよ。かといって、届けないのも後味悪いしね。

まぁ、権利ではあっても、天に良いこと貯金したと思ってお礼などは求めない方がいいのかも知れないですね。

それに男性が女性の財布を拾った場合、相手が電話をかけてきたらその人の番号とか分かっちゃうわけだし、あまり良い状況ではないですよね。

いさぎよく「礼などいらねぇよ」って言うのが現代では正解なのかもしれません。

お礼を言う側になったのは1回

だいぶ昔ですが、キャッシュカードを銀行のATMに忘れたことがあり、わざわざ警察に届けてくださった方がいて、警察署から電話がかかってきたことがありました。

まだ今のように個人情報がうんたらかんたらうるさい時代じゃなかったので、メモに電話番号が書いた紙を渡され「お礼の電話しといてください」と軽く言われ、まだ若い時だったので変な人じゃないといいけど・・・とちと不安になりながらも警察署を出てすぐに電話しました。

家電にかかって家族の方が出たので、〇〇さんにキャッシュカードを拾って届けていただき、今無事に受け取ったので、お礼をお伝えくださいと伝言しました。

特に連絡先など聞かれませんでしたし、お金じゃないからお礼っていっても口で言うくらいでしたから、まぁ、良かったで済んだ話でした。