ううむ。
やっぱり、差しロウは難しい。
差しロウの練習を兼ねて作ったシンプル指輪ですが、写真に撮った時にその部分が非常に目立つことがわかりました。
まだ内側はそんなに磨いてはいないのですが、ロウの盛り上がったところはならしています。
実を言うと肉眼だと全然気にならないレベルなのですが、写真に撮って濃淡をはっきりさせると、なんかすごい盛り上がっているように写ってしまいますね。これでは商品にはなりません。
肉眼だと表面はもっとキラキラ光っていて綺麗ですが、私のヘッポコスマホじゃちゃんと写らない(泣)
この差しロウが出来るとかなり制作が楽になりそうなんですよね。
ロウ材を細かく切ってつなぎ目に置く、”置きロウ”が一般的なのですが、細い棒状になったロウを火で溶かしながら流す・・・というので、慣れればあっという間に出来るし、上手くなると量もちゃんと調節できるようになるから、失敗しても差しロウの練習にシンプル指輪を作っていこうと思います。
置きロウと差しロウの違い
置きロウとか差しロウという呼び方が正しいのかどうかは知らないのですが、そんな感じで呼んでいる人がいるので私もそう言っております(笑)
その違いを絵で書くとこんな(↓)感じ。
棒状のロウの先に熱が当たるようにして、ちょっとだけ溶かして流す・・・ことが出来るようになればOKなんですけどね、かなり難しい。
でも、最初にやった時よりはだいぶ出来るようになりました。
問題の写真はこちら
実際はもっと表面もキラキラです(しつこい?)。
内側はまだほとんど磨いていないのでこの通りですが、ロウ多すぎのところも実際には目視だとほとんど気にならないレベルです。
とはいえ、こういう風に写るというのは、ロウが多すぎるんでしょうね。
棒状のロウは全部がロウなので、火を当てて溶かす時に慣れていないのでどうしても先端を少しだけ溶かすというのが出来なくて、ボテッと溶けたりして「ヤバい多すぎる!」となったのです。
磨いたらなんとかいけるかなぁ~と一生懸命磨いて、肉眼ならまったく気にならないレベルになったので、写真を撮ってみたらwwww
実はこの他にも甲丸タイプと細い銀線で作った華奢な指輪もあり、そちらはまだ酸洗いした後で何もしていない状態です。
甲丸リングの方は、つなぎ目もほとんど気にならないし、この幅広リングよりも上手くいってます。
とにかく今は差しロウが上手くなりたいので、どんどん作っていきますよ。
と言っても、銀は高額なのでAmazonで真鍮の線を買うことにしました。
本当の銀使ってたら材料費がいくらあっても足りなくなるし。