あじゃみんのブログ

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死霊館のシスター(2018)

えっ?なんだって? いえ、ナンです!

英語で修道女のことをNUN(ナン)と言います。

この映画は、大好きなホラー映画 The ConjuringとThe Conjuring2の前日譚です。 

いわゆる、スピンオフってやつですね。

 

死霊館 [DVD]

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スピンオフといえば、この映画にチラッと出てくるアナベルという人形を中心にしたホラーも2つ作られています。 

 

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あらすじ

この死霊館のシスターは、この死霊館とアナベルが描かれた時代よりずっと前、1952年のルーマニアが舞台です。

ルーマニアの山奥にあるカルタ修道院で、1人の修道女が自殺しました。

自殺はキリスト教では絶対にしてはいけない罪深い行為ですから、バチカンは神聖であるはずの修道院でいったい何があったのかと疑問に思い、エクソシストとして悪魔祓いを経験したこともあるバーク神父に何があったのか調べてくるよう命じます。

その際、見習いでまだ終生の誓願も提出していないアイリーンを「女性でなければ入れない場所もあるかも知れないので」と助手としてつけることを伝えました。

ふたりでルーマニアに飛び、その修道女の遺体を見つけたというフランス系カナダ人のフレンチーに道案内を頼み、不吉な雰囲気を湛える修道院へと入っていきました。
内部で調査を進めるうち、悪魔ヴァラクの存在が浮き彫りになっていきます。

 

 

IMAXで迫力満点・・・怖い(けどねぇ)

この映画もIMAX2Dで鑑賞しました。
ホラー特有の「ほら、来る来る!」という、雰囲気たっぷりの音響効果で、終始ドキドキして、ある場面では「ひぇっ!」と体が浮き上がるくらい驚いたところもありました。

ただ、これってストーリーとかそういうので「怖い」というよりは、雰囲気と音で怖がらされたという残念な展開だったと思います。

ストーリーとして今までの死霊館で出てきた悪魔ヴァラクを取り上げたのは良いのですが、取り上げたわりには、ヴァラクの正体や、なぜこの修道院なのかとか、そういう細かいところが全然描き切れておらず、ただ「修道院に行ってみたらヴァラクに呪われていて大変だった」という映画にしかなっていませんでした。

普通、修道院て「神聖な場所」として認知されているはずなのですが、近くの村人からは、恐ろしい場所として忌み嫌われていました。


死霊館シリーズとして無理やり作った感満載で、その点はかなりがっかりな展開でした。せっかく悪魔祓いの経験のあるバーク神父が出ているのに、彼の活躍も中途半端だし、また次がある的な流れで、もういいんじゃないの?って思ってしまいました。

ハラハラして面白かったし、観る価値がないとは言いませんが、もう少し深堀りしてくれたら、シリーズの良いスピンオフ作品になっていたのになという感じです。

ホラー映画って、回を重ねるとどうしても適当な感じになってしまうのがホラー好きとして一番残念な部分ですね。

ところで、見習いシスター役のタイッサ・ファーミガは、死霊館で心霊現象の研究家として活躍するウォーレン夫妻の妻・ロレインを演じているヴェラ・ファーミガの実の妹さんでした。面白い配役ですし、よく受けましたよね。

年齢がかなり離れているので、最初は娘かと思いましたが(笑)

死霊館のシスター(2018)
THE NUN

監督:コリン・ハーディ

脚本:ゲイリー・ドーベルマン

制作:ジェームス・ワン

出演:

見習い修道女アイリーン:タイッサ・ファーミガ

バーク神父:デミアン・ビチル

フレンチー:ジョナ・ブロケ

ヴァラク:ボニー・アーロンズ

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