あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

海馬にないもの ~未体験の事柄は、理解するのに時間がかかる~

気の合う友人とのお喋りは、女性にとって大切な時間だと思います。

昨日、韓国旅行で頼まれていた物を渡す目的もあり、ひさしぶりに友人Mさんに会いました。

趣味などはまったく違うので、普段はあまり会うことはないのですが、それぞれ価値観が共通するところがあるからか、もう10年以上も続いています。

初めは、友人の友人だったのですが、こうやって人は繋がっていくんですよね、面白いです。

さて、毎回会う時は久しぶりという状態なので、近況などを語り合うのですが、Mさんが職場の話をしている時、面白い現象が起こりました。

彼女の職場に派遣でアドミ担当に来ている女性(30代前半)の話をしていたMさんがある言葉を言った時、すごく簡単なことなのに聞き取れなかったんです。

「その彼女がね、私に“Mさん、XXXXXXXX”って言ったの」

「そうなんだ」とうなずいてしまったのですが、XXXXXってところを何て言ったのか、実は聞き取れていませんでした。

それに自分で気づいたのですが、思わず相槌を打ってしまったので、もう1回言ってと言い出すことができず、続きを聞いていました。

Mさんも自分がその言葉を言われた時、とっさに意味が分からなかったらしく、「えっ?って聞き直したら、XXXXはどこに貼りますか?って言ったの」と再度言ったのですが、やっぱり一部聞き取れません。

周りの声がうるさいとかそういうのではなく、日本語でものすごく簡単な言葉なのになかなか理解できなかったわけです。

「でね、えっ?って思ったから“何っ?”って思わず言ったら、A4サイズの普通の封筒なのよ、それに“切手はどこに貼りますか?”って聞いてたの」

「へっ?!」

3回目でやっと聞き取れた私は、思わずこんな返答を(笑)

どうやら、その女性は会社の封筒で書類を送るのだが切手をどこに貼ったらいいかという質問をしてきていたようなんです。

「・・・・左上でいいんじゃないの?」

「わかりました。ありがとうございます」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

Mさんは、切手を貼る位置について、長い人生の中で聞かれた経験がなかったので理解するのに時間がかかり、それを聞いた私も長~い人生の中で封筒に貼る切手の位置について質問されたことなどなく、その記憶が海馬の中に存在しなかったからか、Mさんの話している言葉が「切手をどこに貼る」という簡単な言葉だったにも関わらずに聞き取ることが出来なかったわけです。

確かに「This is a pen」という簡単な英語でも、英語を聞いたことがなかったり、聞いたことがあっても何も勉強していなかったら、聞き取れないし理解もできませんよね。

自分が話している言語でも、そういうことって起こるんだなと思いました。

これが、子供がそう言ったとか新卒で入った子で事務経験も何もない子だったらまだそういうつもりで聞いたので理解できたかも知れませんが・・・・。

内容もそうですが、久しぶりに爆笑な出来事でした。