あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

本当に願うことは?

以前から書いていますが、引き寄せの法則は、まず自分の望みとか願いを「こんなこと願ってはいけないのでは?」みたいな思い込みをやめて、素直に感謝して欲しいものは欲しいというというものです。

そしてそれが実際に手に入ったところを想像して、喜びを享受し、思い切り感謝する。

でも、実践してみて思ったのですが、これは第一義的なもので、それで「物」や「人」を引き寄せることが最終目的ではないですよね。

そのことをもっと意識することが大事なことに気づきました。

相対的に考えると「自分が欲しい物が手に入った事」イコール「自分の人生の幸せにつながる」とは思えません。

もちろん「XXXってお菓子」とかそんな他愛もないものならいいのですが、人生の節目に何か大きな望みをイメージする時に間違うと真剣にイメージしてもちっとも叶わないとか。。。

もし、ずっと願っていた意中の人が自分に振り向いてくれた!ということがあったとしても、付き合ってみたらその人がDV男だったりしたら?

お金も「いくら欲しい」というのはいいけれど、実際には「なぜその額が欲しいのか」って理由があるわけじゃないですか。

これこれこういう生活がしたいだからいくら欲しいって考えると分かりやすいでしょうか。
だから、お金というよりも「こういう生活がしたい」というのが自分の本当の望みなのにいくらお金が欲しいってイメージしても、あまり意味がないし、潜在意識にちゃんと届かない気がします。

思っている生活はその額が手に入ったら絶対に叶うのか?ってこともあります。

だから、引き寄せる物などはよーく考えた方がいいですよね。
「それ」が自分の本当の望みなのかどうか。

例えば、私も「痩せたい」という願望はあります。
会ったことがなくてもブログ読者の方ならご存じの通り、相当、太っていますから。

でも、痩せるということの先に何があるのかということは、あまり考えていなかった気がします。
ただ痩せたらそれでいいのか?って、そうじゃない。

例えば、好きな洋服がサイズをあまり気にしなくても着られるとか、これは「痩せる」というその先にあることなので、私の本当の望みは「痩せる」ということではなく、自分が着たいと思った服が着られる生活ができることな訳です。

それを思い描きもせず、ただ「痩せる」という手前の願望をイメージしたところで、本当の目的というのが通じなくて、叶わないのかなと思うようになりました。

シンガで思い切り解放された気分を楽しんで、1週間で7㎏自然に落ちたというのは、本当の話です。

その時の状況を考えると、本当にリラックスして旅行を楽しんでいたということくらいでしょうか。
あれだけ飲んで食べて、体重が落ちるなんて、今は考えられません。

これを考えると、引き寄せの本当の目的は物でもお金でもなく、自分が幸せな気分で人生を過ごすということに尽きるのかと思います。

美輪明宏さんがおっしゃっていましたが、「世界で一番の金持ちにあったことがあるんだけど、何でもお金で買える物は手に入るから、生きる望みがなくて廃人みたいになっちゃってたわよ」と言う通り、物が豊富にあることイコール幸せじゃないことが分かります。

まぁ、そういう状況に一回くらいなってみたいけど(笑)

物やお金の有無で左右される人生ではなく、単に「生きていることがHappy」で、毎日自分がポジティブで楽しく過ごせたら、逆に素直な気持ちでイメージできるから「こうなったらいいな」という願望もすんなり叶うのではないでしょうか。

決して、単なる願望が叶うというのではなく、その人が良い方向に行く形で。

前にも書いたのですが、仏教では絶対的幸福という呼び方があって、それは「自分の人生、なにがあっても大丈夫だと思えること」なんです。

悪いことが何も起こらない人生なんて、絶対にありません。
でも、「こんなこと何でもないわ」と思える自分がいれば、何か起こっても、たいしたことはないです。

私はそこまでの人間ではありませんが、周りの人から「慌てるのを見たことがない」と言われるくらい「安定」した印象を与えているようです。

物に動じないっていうのでしょうか。

だから、単にその人の話をじっと聞いていただけなのに「あじゃみんさんに話を聞いてもらって、すっごく軽くなりました」って言ってもらえたりするのかも知れません。

世の中には、本当に気の毒ですが、「えっ?そんなことで自殺?!」って人が多いですよね。
ご本人にとっては死ぬほどつらいことなのでしょうから、可哀想のひとことですが、もし「そんなことくらいどうってことない」って思える自分がいたら、同じことがあってもそうはならなかったでしょう。

死の病に侵されても、悠然と受け入れて残りの人生を精いっぱい生きられる人と自暴自棄になる人とがいたりします。

この差が人生の幸不幸なのかも知れないなとふと思ったりします。

だから、何に対しても感謝する心、ありがとう!という気持ちが大切なんだと思います。
人にありがとうと言われて、嫌な気持ちがする人はいないので、それを宇宙に届けるわけですね。

宇 宙にお願いとか感謝とか、バカバカしい!と思う方もいらっしゃると思いますが、人はひとりで生きているわけではないので、今自分の周りにいない人たちやさ まざまなことに感謝するというのは、どこかでその人に通じていると思うので、宇宙というと「胡散臭い」かも知れないですが、自分の関わってきた人たちが目の前にいなくても感謝の心を届けたいという気持ちを持つということかも知れません。

感謝する対象は、人だけではないですけどね。