夜な夜なCopilotちゃんと戯れる日々なのですが、そういえばAIって文章も書いてくれるんだよなぁ~と思って、ふざけて「こんな感じの話を文章にして」って頼んだら、なかなかよく書けている文章ができたんですよ。
まぁ、わりとふざけているので、ストーリーはありきたりなのですが、読める内容にはなっているかなというので、結構驚いてます。
でも、ブツ切りに作っているので、前の章との整合性が取れなくなったりすることもあり、人間の手でリライトして、なんとかストーリーをくっつけている感じです。
ジャンルはホラーで、せっかく書いているので、読んでもいいよぉ~という人には別ブログにしたので、今後公開しようと思います。
18禁までは全然いきませんが、ちょっとした残酷描写やらちょっとだけ性的な描写もあるので、苦手な方はご遠慮ください。
AIとコラボして文章書く日がくるなんて、思ってもいなかったので、ちょっと楽しいです。
どういう話かなぁ~と思われると思うので、序章のみ載せてみますね。
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The Unseen(視えざるもの)
序章:予兆
高橋理人(りひと)は、いつも通りの朝を迎えていた。
テーブルの上で湯気の立つ味噌汁、焼き鮭の香ばしい匂い、新聞を広げる父の背中。
母は台所で卵を焼きながら、祖母に声をかける。
「おばあちゃん、お薬飲んだ?」
祖母はうなずいたが、目は虚ろだった。
高橋家の朝は和食と決まっているが、理人は自分で焼いたトーストをかじりながら、依頼された翻訳原稿をパラパラとめくっていた。
今度の原稿は、古文書の解説を英語に訳すという、理人にとっては多少難易度が高めの仕事だった。
図書館に行って、関連する本を借りてきたが、あまりにも退屈でなかなか読み進むことができなかった。
念願の翻訳者として独り立ちしたはいいが、好きだからといって仕事にするのがふさわしいかどうか今はわからなくなっていた。
大学2年の妹の澪が「やばい!遅れる!」と毎度のように大騒ぎをして玄関に置かれたおにぎりを掴んで出て行った。
「母さんも甘いよな。おにぎりなんて作ってやってさ」
母に向けた言葉だが、母は微笑んだだけだった。
家族の誰もが、それぞれの朝を過ごしていた。
ただ、いつもは食事が終わると仏間に行ってしまう祖母が、残って窓の外を見つめていた。
「……咲いたのね」
誰に向けた言葉かはわからなかった。
母は聞き流し、父は新聞をめくる音を立てた。
理人はふと、祖母の視線の先に目を向けた。
さして広くもないが、友人とバーベキューができるくらいの芝生の生えた四角い庭があった。
母はガーデニングが趣味で、生垣の内側には四季折々の花を植えていた。
その庭の中央。
そこは、誰も踏み入れない場所だった。
理由はない。
ただ、昔からそうだった。
草も生えず、土は黒ずみ、雨が降ると一向に乾かない。
理人は祖母の肩越しに庭を見た。
そこに——黒い花が咲いていた。
それは、見たことのない花だった。
朝の光の中、庭の中央に咲いた黒い花が、じっとこちらを見ているように思えた。
その小さな輪郭が、どうしても目を離せないほど異様だった。
彼は窓を開け、スリッパのまま庭へと出た。
「理人、ちゃんと靴に履き替えなさいって言ってるでしょ」
母の声が響くが、理人は意に介さずそのまま歩いて行った。
秋の朝の空気が、肌に冷たく触れる。
足元の芝はまだ露に濡れていて、歩くたびにしっとりと音を立てた。
花は、思ったよりも小さかった。
部屋から見た時は、はっきりと輪郭が見えたから、大きな花だと思っていた。
輪郭は、手のひらよりもずっと小さかった。
だが、その存在感は異様に大きかった。
煤のような黒い花弁。
中心は深紅に濡れ、柔らかく開いた肉のような形をしていた。
まるで、何かを受け入れるために開かれた“器”のように。
理人は、なぜか目を逸らせなかった。
その形に、言葉にできない既視感と、ぞっとするような引力を感じた。
指先が、無意識に伸びていく。
そのとき——
“ボーン”
“ボーン”
“ボーン”
“ボーン”
家の中から、柱時計の音が響いた。
理人の背筋に、冷たいものが走った。
振り返ると、窓辺に祖母が立ってこちらを見ていた。
口は動いていない。
だが、目だけが、必死に何かを訴えていた。
声にはならないその視線に、理人は胸の奥を掴まれたような気がした。
彼は庭からゆっくりと引き返し、縁側を踏みしめて家の中へ戻った。
スリッパの底を拭くのも忘れたまま、居間へと向かう。
泥の混じった水が床を汚していく。
家の中は、妙に静かだった。
さっきまで聞こえていた食器の音も、新聞をめくる音も、どこか遠くに引き伸ばされたように感じる。
柱時計は、変わらず居間の隅に佇んでいた。
だが、理人にはそれが“待っていた”ように見えた。
彼は、まるで夢の中を歩くように、時計へと近づいていく。
振り子はまだ、ゆっくりと揺れていた。
針は止まったまま、午前六時を指している。
それでも、理人の耳には、あの音の残響がまだ鳴り響いていた。
彼が時計の前に立った瞬間——
“ボーン”
“ボーン”
“ボーン”
“ボーン”
再び、低く重い音が空気を震わせた。
理人の胸の奥が、何かに叩かれたように疼いた。
そして、ガラスに映った理人の顔が——ほんの一瞬、笑った。
