あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

ホテル雅叙園東京で、百段階段のイベントとアフタヌーンティーを堪能してきた。

知らなかったんですよ。

目黒雅叙園が名前が変わってホテル雅叙園東京になっていたのを。

どうして、せっかく地名のついた由緒ある名前をどこにでもあるような平凡な名前に変えたのかな。グローバル化でその方がインバウンドに分かりやすいからでしょうか。

松下電器が海外展開と合わせてPanasonicになった時も「なんだかなぁ」って思いましたけど、こうやってどんどん個性がなくなっていくのが悲しいです。

ご商売ですからね、しょうがないんでしょうけども。

さて、今回は、こまりんさんと珍しく雅叙園のアフタヌーンティーに行ってきました。

宿泊などのお値段は、1泊10万円以上、元々は大衆に開かれた料亭から始まったそうですが、今やセレブ御用達の高級ホテルです。

目黒雅叙園

ホテル雅叙園東京(旧、目黒雅叙園)は、創業者の細川力蔵氏が芝浦の自宅を改装し、料亭をオープンしたことから始まります。

細川氏は、小学校を卒業後に風呂屋に丁稚奉公して働いていましたが、商才があったことから大正元年(1912年)に自身が浴場の経営者となり、その後もコークス製造、不動産業など色々な事業を展開し、実業家としての礎を築いていきました。

その後、前述の通り芝浦に建てた自宅で「大衆に開かれた料亭をやろう」と思い立ち、懇意にしていた料亭の主人から当時の売れっ子画家らを紹介され、彼らに室内の絵画の揮毫を依頼して芝浦雅叙園を昭和3年にオープンしました。

当時から中華料理を提供し、数々の絵画で飾られた独特の料亭でした。

その後、芝浦では手狭になったこともあり、現在の目黒の土地を購入し、戦争などで途切れた時期を除いて建設は勧められ、現在も残る百段階段(旧3号館)を含む7棟が完成し、その豪華絢爛さから”昭和の竜宮城”と呼ばれていたそうです。

雅叙園でのイベントに行ってきた

以前、雅叙園の隣にあるアルコタワーに会社があって日々通っていたので、たまに雅叙園の有名なトイレに行ったり、奮発して中華のランチを食べに行ったりしていましたが、文化財の百段階段は見に行ったことがありませんでした。

百段階段は、上がって行く途中に〇〇の間というお部屋があって、今回はその部屋の中に「昭和モダン」をモチーフにした展示がなされ、イベントとして見学できるようになっていました。

それにアフタヌーンティーのついたチケットがあり、たまにはこういうのもいいなとこまりんさんを誘って、行ってきました。

雨女こまりんvs晴女あじゃみん。

この日は私が勝ちまして、これでもか!ってくらい晴れていました。

お七の井戸

雅叙園の前には、八百屋お七で有名なお七の井戸があります。

江戸時代前期に八百屋の娘であったお七が恋焦がれていた寺小姓の吉三に会いたいがために自宅に放火し、当時放火は重罪であったため、鈴ヶ森で死刑になり、そのお七の死刑執行後に仏門に入った吉三が西運と改名し、明王院 に入り、目黒不動 と浅草観音 の間、往復十里の道を念仏を唱えつつ隔夜一万日の行をなし遂げた。

当時、明王院という寺院は、現在の目黒雅叙園 エントランス付近から庭園にかけ明治13年頃まであった。
この明王院境内の井戸で西運が念仏行に出かける前にお七の菩提を念じながら、水垢離(みずごり)をとったことから「お七の井戸」と言い伝えられているそうです(雅叙園前の碑より)。

悲劇のお話ですが、実はこれは井原西鶴の「好色五人女」という創作の中で取り上げられた八百屋お七のエピソードで、お七のモデルになった「放火をして火刑になった女」がいたことはいたようですし、実際にお七も存在したようですが、お七そのものが放火犯だとかそういう史実は一切分かっていないようです。

唯一史実だと言われている書物で分かるのは、お七という名前の娘が放火し処刑されたことだけで、そこからこの物語を創作するあたり、やっぱり才能ってたいしたもんだって思いますね。

恋焦がれた人の名前も数種類あり、もともと物語の中でもたいした存在感がないようで、あくまで主人公は恋に突っ走って死ぬ羽目になった八百屋お七ってことで、実際にそんな人がいたのかも不明なのだとか。

それでも、こういう逸話があって、その井戸を守っているというのは価値がありますね。

正面から入ってすぐのお花

目黒雅叙園は、和洋折衷の豪華なホテルという印象が昔からありました。

廊下の壁にはレリーフみたいな装飾が施され、部屋は高くて泊まれないので見たことはありませんが、「和敬清心」をテーマとした茶室に見立てた全60室の客室ってHPには書いてありますから、さぞや豪華なお部屋なのでしょう。

サウナもついてる部屋があるらしい(ずっとらしいで終わりそうです)。

ロビーからレストランに向かう廊下のレリーフ①

ロビーからレストランに向かう廊下のレリーフ②

ゴージャスな雰囲気の廊下を進むと、奥にカフェやレストランがあります。

滝の流れる場所もあり、当日結婚式(6組くらい書いてありました)を挙げたカップルが写真を撮っていましたっけ。

1階右奥のレストランフロア入口

予約したのは、百段階段X昭和モダンというイベントとアフタヌーンティーのセットになったもの(7,700円)。

アフタヌーンティーは15時の予約だったので、14時に待ち合わせしてイベントを観て、それからアフタヌーンティーを堪能することにしました。

エレベーターの中も豪華絢爛

百段階段に行くには、1階正面左にある受付でチケットを渡し、その奥にあるエレベーターで3階に行く必要があります。

エレベーターの中も豪華絢爛な螺鈿細工でさすがに外から撮らないと全体を写すことはできないので諦めました。

なんだか、前置きでこんなに長くなってしまったので、別エントリーに分けることにします。