1~2月は時間が取れず、お正月のうしやまも逃してしまったので、3月は桜もちも出るし、行かねば!ということで行ってきました。
先付は、菜の花と北寄貝の煮びたし。
貝嫌いな私ですが、これは美味しかった。
うしやまは、基本の出汁が美味しいので素材の味も引き立つし、臭みとかそういうのがまったくないから嫌いなものでも食べられる確率は上がります。
写真がうまく撮れなかった前菜。
真ん中奥は、蟹の砧巻きですが、お雛様に見立ててあるんです。
手前はふぐの煮こごり、右手は子持ちイカ、左がミル貝などをあおさで合えたもので、初めて食べましたけど、あおさの香りがふわっと口の中で広がって美味しかった。
お椀も桜模様で、気分上がります。
中身は、白身魚と山菜でした。
木の芽がアクセントでこちらもおいしゅうございました。
うしやまはねぇ・・・本当にお造が美味しいんですよ。
このマグロ、だいたいマグロは出る頻度高いのですが、口の中でとろけてなくなってしまうんです。中トロより赤身派なんですが、うしやまで出るお刺身はどれも最高に美味しいのです。
白身は必ず入っていて、歯ごたえがあってトロとの違いがはっきり出ていてこれもバランスが絶妙です。
箸休めともいえる手打ち蕎麦。
冷たい蕎麦を少しいただくことで、口の中がリフレッシュしますね。
焼き物は、桜鱒(本鱒)でした。
桜鱒は、3月~5月が旬のお魚ですが、油のノリもちょうど良くて、ペロリと平らげてしまいました。アクセントに葉わさびの醤油漬けを添えて。
本来はここで煮物が来るのですが、今月は新たけのこの若竹煮だったので、たけのこがそこまで好きではないため揚げ物に代えていただきました。
本来は、コースに追加1000円でやっていることですが、長い付き合いなので気楽に頼めます。
ふきのとう、アスパラガス、しらこの3点でした。
このしらこ、まったく臭みなく口に入れた途端にとろけてなくなってしまいました。
しらこって、生だと見た目もグロテスクでなんとなく臭みのある印象なので食べたことないのですが、まったくそんなこともなく「美味しい~」って叫んでしまったのでした。
最後のお食事は、おなじみの飯蒸しですが、雛まつりっぽい具でしたね。
お味噌汁は具なしですが、海老の頭から出汁を取ったもので、風味が最高に美味しかったです。
うしやまの3月といえば道明寺(桜餅)。
これはもう、言うことがないくらいしっかりとした和菓子ですよ。
味は美味しいしか言えません。
土曜日に行ったので、夜と同じ内容のCコースは、1ドリンク付きでちょっとだけお得。
お値段が1000円値上がりして9350円ですが、この内容でこの値段は安いです。
しかも土日のみ実施ですが、ランチだと1ドリンク付き。
ドリンクはつきませんが、ランチだとこの他にA 5品(前菜、焼物、煮物、食事、デザート)3850円、B 7品(前菜、お椀、焼物、そば、煮物、お食事、デザート)6050円があります。メインの煮物と焼き物は堪能できるので、うしやま食べてみたいけどお値段が・・・って方は、まずは土日のどちらかでランチ予約で試してみてください。
食べログならネット予約もできます(でも、少額ですがお店が手数料取られちゃうので、お電話で予約していただけると嬉しいです)