あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

とにかく、ここが正念場

この情報は知っておく必要がある。この数を少しでも低くすることが大切。

 


以下、転載します(太字等加工はこちらでしました)。

まずは、新型コロナウイルス感染症により現在療養中の方々の一日も早いご快復をお祈りいたしますとともに、お亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表します。

さて、本日、政府より緊急事態宣言が発令されました。 改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態宣言は初めてのことで、生活はどうなるのか、経済はどうなるのかと不安を覚えていらっしゃる方々も多いことでしょう。

しかし、私たち一人ひとりが決して忘れてはいけないことがあります。 それは、「命を守ること」です。

テレビや新聞では、日々、世界各国の感染被害が報じられています。

日本国内においても感染者数は日を追うごとに増えており、これ以上の感染拡大を食い止めるために発令される緊急事態宣言に際して、改めて「命を守る」ことについて考えてみたいと思います。

 

「あのときこうしていれば」、「あの国ではこうなのに」と、日本政府の対応に批判的なご意見も多く見られます。 しかし、「命を守る」観点から、人口あたりの死亡者数(4月6日時点)を見てみると、少し違った感想が視えてくるはずです。

 

イタリアでは、約6055万人の人口に対して15887名の方がお亡くなりになっています。これは、約3811人にひとりがお亡くなりになっているということになります。 スペインでは約3710人にひとりが、フランスでは約7773人にひとりが、イギリスでは約1万2572人にひとりが、アメリカでは約3万2460人にひとりが、お隣の韓国では、約26万人にひとりがお亡くなりになっています。

それでは、日本はどうでしょうか。
日本の人口約1億2595万人に対し、死亡者数は80名、約157万人にひとりだということがわかります。 もちろん、ひとりでもお亡くなりになることは大変悲しいことですし、決して、「人口あたりの死亡者数は少ないので安心してください」と言いたいわけでもありません。

しかし、私はこの数字から、日本政府の最優先事項は「国民の命」だということがおわかりいただけると思います。 日本の人口あたりの死亡率が極めて低い理由、これは、日本国民の生活習慣(手洗いやうがいなど)や、医療環境などの要因も当然あるのでしょうが、やはり日本政府の「命を守る」ための初動が功を奏したのではないでしょうか。

PCR検査の少なさなど、多くのご批判はありましたが、検査キット含め、限りある医療資源を感染者に集中させ、医療崩壊を起こさず、重症者の命を守るための医療によって守られた命があるということを忘れてはいけないと思います。 多くの方々が、未知への恐怖や不安を抱えていらっしゃることと思います。いつ終わるかわからない自粛生活や不自由さに憤りを覚えていらっしゃる方々も少なくないでしょう。ご不満もあるでしょうし、お怒りもあるかと思います。

しかし、この緊急事態という国難のなかで、日本政府は国民の命を守ることを最優先に考えているということは忘れないでください。 みなさんの命を守るための緊急事態宣言です。 今このときも医療現場の最前線で、自らも感染の脅威にさらされながらも不眠不休の努力を続けてくださっている方々がおられます。 社会生活を守るために、行政の現場や物流や社会インフラ維持の現場に踏みとどまって頑張ってくださっている方々がおられます。 そして皆様方おひとりお一人が、それぞれのお立場で頑張っておられます。 その頑張りのためにも、私たち一人ひとりが軽率な行動をとることがないよう、冷静でいることが重要です。

日本はこれまで、様々な国難に直面し、乗り越えてきました。

先人たちは戦後の焼け野原から今日の日本を築き上げてきました。大きな自然災害からも立ち直ってきました。 あの東日本大震災のときも、日本国民は力を合わせて国難と向き合い、今もなお復興への道を歩み続けています。 今どんなに苦しくとも、必ず私たちは立ち上がることができると信じています。 私たちが今一番しなくてはならないことは、命を守ることです。 一人ひとりが、ご自身の命を、ご家族の命を、ご友人の命を守ることを最優先に考えて、この国難を乗り越えていきましょう。 この間、医療や行政の現場で対応されている方々に心より御礼を申し上げます。