あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

翔んで埼玉

GACKT主演で、原作はパタリロでお馴染みの魔夜峰央センセイとくれば、観に行かねばなりますまい。

・・・なんて言って、当初観るつもりはまったくなかったのですが、東京出身で横浜育ちの私になんとなくぴったりなネタのような気がして、友達も面白かったと言っているし、とりあえず観に行ってみるかと心を決めてレディースデーに行ってきました。

どうやっても、だ埼玉

埼玉県に住む、ある一家の娘の結納に出かけるために車に乗り込み、道中ラジオから流れてきた東京と埼玉をめぐる「都市伝説」について、ラジオドラマ風に物語が進むのですが、その架空の物語の主人公がGACKT演じる「麻実麗(あさみれい)」。

彼が東京都の超名門校である白鵬堂学院にアメリカ帰りの転入生としてやってきたところから話は始まります。その昔、埼玉は東京都からハブられてしまい、物語の始まった時は、なんと通行手形がないと入ることができないというぶっ飛んだ状態なんですよ。

東京都が一番というポジションに海や名物のある横浜は東京都と蜜月状態。

微妙なのは千葉と埼玉で、海のある千葉は、同じく通行手形がいる県ではあるものの、やや条件が有利ということで、なんとか通行手形を撤廃してもらえるようにスパイを送り込んで色々と画策。埼玉と千葉は「ご当地対決」までして、なんとか東京都に取り込もうと必死・・・。

とまぁ、こんな感じで、そのディスり方が半端じゃない。

埼玉という地名を聞いただけで卒倒しそうになる女子まで(笑)

でも、白鵬堂学院の中でも“都会指数”トップクラスのA組から、「東京と言っても町田や八王子だから」と生徒会長から吐き捨てられるD組(おいおい)、そして一応東京都民とはいえ、父親の仕事の都合で引っ越しが許された元埼玉県民が校舎の外に建てられた掘立小屋で自習するZ組。彼らは校舎には近づけません。

実は、麻実麗は埼玉出身で、ある都会指数の高い家に養子に出され、埼玉県人とバレないようにアメリカに留学までさせて「埼玉臭」を消したスパイ。

千葉よりも先に埼玉に通行手形撤廃を勝ち取ろうと送り込まれたのです。

しかし、あることがきっかけで彼も埼玉県人とバレてしまい、一旦退くことに。

さて、この計画、どうなることやら・・・。

感想

見終わって思ったのは、観た人全員が、果たしてこのローカルネタが本当に面白いと思っているのかと疑問が湧きましたよ。

町田に八王子がなぜ青山からバカにされるのかなんて、土地勘がないと笑えないだろうし(私はどっぷりテリトリーでしたので( ´艸`))。

小ネタ満載で面白かったけど、結構端折っている感があったので唐突な場面転換にもちっと上手くやれたのでは?という感想でした。

それより、デューク埼玉を演じた京本政樹の〇形顔にびっくりポーン!でした(笑)

あと、私はGACKTさんは埼玉出身だから抜擢されたのかなと思っていたら、沖縄なんですってね(笑)

 

翔んで埼玉(2019)

監督:武内英樹
脚本:徳永友一

出演:

GACKT(麻実麗)
二階堂ふみ(壇ノ浦百美)
京本政樹(デューク埼玉)
伊勢谷友介(阿久津翔)ほか