あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

最近、読んだ本

最近読んで面白かったというか印象に残ったのを2冊ご紹介。

1冊目

以前、単行本で出版されていた「今こそ、韓国に謝ろう」。

昨今の最悪な日韓関係を鑑み、急遽改題して文庫化しました。

今こそ、韓国に謝ろう~そして「さらば」と言おう~

これはユーモアなのか、皮肉なのか(笑)

例えば各章のタイトル、第一章は、「朝鮮半島を踏みにじってごめん」(笑)

いきなり謝ってます。

この本の良いところは、ちゃんと根拠を示しているところです。

正直言って、言い回し(?)がちょっとやり過ぎかなと感じる部分もありましたけど、これを全部日本が悪いと教えている韓国もすごい国だなと思いますよ。

実際、韓国人ユーチューバーのWWUK(ウォーク)さんは、最初はなんてことのない面白い動画ばかりをUPしていたみたいですが、BTSの原爆Tシャツあたりから、さすがに祖国、韓国の酷さに我慢ができなくなったみたいで、YouTubeから「不適切動画」とされてしまうのにもめげずに、韓国の言い分を翻訳したり、それに対する自分自身の感想や思いを発言する動画に変っていきました。

韓国では、別に「反日教育」という教育がなされているわけではなく、歴史の授業そのものがねつ造で、歴史で韓国が誇れない部分は、全部日本が悪かったという風に教えているため、それが「反日教育」と言われているわけです。

こういうユーチューバーさんやら色々見ていると、歴史認識に関して韓国人には3種類の人がいるのがわかります。

  1. 学校で教わることをすべて鵜呑みにして、日本は悪と思っている韓国人
  2. 学校で習った歴史を疑ってはいないけど、「過去」のことだし、その頃の日本人は既にほとんどいないので、自分は日本に悪い感情を持っていませんという韓国人
  3. 自分自身で韓国の教育が間違っていることに気づき、その上で日本(人)と仲良くしたいと思っている韓国人

ではないかなと思います。

 

 2冊目

フレディ・マーキュリーと私

フレディ・マーキュリーと私

 

フレディ・マーキュリーと私

結局、ボヘミアン・ラプソディーは3回観ました。

色々突っ込みどころがあるとはいえ、映画の尺(時間)内にバンド結成からあのウェンブリーのライブエイドまでを描くのに、本当の時系列で描くのは無理だと思うので、多少の改ざんは仕方ないかと思います。

この本は、フレディ・マーキュリーの最後の恋人であるジム・ハットン氏がフレディとの出会いから、彼の死という悲しい別れまでを描いています。

いわゆる暴露本のようなえげつないものではなく、ジムとフレディの向き合った時間を丁寧に書いた本です。

日本人に嬉しいのは、日本へのショッピング旅行についてかなり詳細に書かれているところでしょうか。どんだけ買うんだ!と思うくらいすごい買い物をして、美術館の美術品まで売ってくれと駄々をこねたなんて、読んでいて笑ってしまいました。

ジムは、フレディが日本に情熱はあっても日本語を覚える気は全くなかったと書いていて、ある二言しか使っていなかったと書いていますが、コンサートやインタビューでは丸暗記したであろう挨拶なんかをよく話していましたよね。

実際には、僕は英語しか喋らないって言っていたみたいです。

この本にはフレディがエイズを発症してなくなるまで(その瞬間)も描かれていて、これを残したのが良かったのか悪かったのかという感じですが、決して酷く苦しんで亡くなったわけではないと思えるところは良かったのでしょうか。

また、著者のジムも感染していることがわかったとしても、冷静にそれを受け止め、最後までフレディの傍にいたジムの愛情の深さを感じられる内容でした。

ちょっとかわいそうだったのは、フレディの恋人であり、彼がゲイだと分かってからも生涯の親友であったメアリーは、ジムに結構冷たかったみたいですね。

フレディが財産の大半をメアリーに残したことについては、ジムも納得していたし、自分がそんなに財産を貰えるとも思っていなかった(実際には結構な額を残してくれたのですが)ようで、そのことについて愚痴みたいなことはないのですが、フレディがいたいだけいて欲しいと言ってくれていたのに、相続したメアリーに早々に家を追い出されることになったりしたのと、仲間への仕打ちも酷いというので憤っていたみたいです。

まぁ、これは女としてメアリーの気持ちもわかるなと思っちゃうんですけどね。

自分が愛して結婚まで考えた男性が実はゲイで、自分を生涯最高の友人と言ってくれたところで、他の男性と付き合って最後にその人に世話になって死ぬとか・・・。

まぁ、フレディと別れたのは、ゲイだからというよりは、浮気が酷かったのが本当の原因みたいですけど、何でも受け入れてすべての人に優しくなんて、なかなかなれるもんでもないですしね。このジム・ハットン氏は、やはりエイズが原因で60歳で亡くなったそうです。本は、いつも売り切れ状態でAmazonだとプレミア価格になっています。

2000円の本を倍だして買うつもりはなかったので、楽天で再販のお知らせを頼んでおいたり、ちょこちょこチェックして予約販売ができるようになっていた時にすかさず申し込んで買いました。

4/4追記 とうとう楽天でもプレミアしかなくなってしまいました。。。
落ち着いた頃にまた出るといいですね。