あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

週1の楽しみで見つけたけれど。

仕事に疲れた金曜日に駅ビル内にある書店でぶらぶらと本を見て回るのが好きです。

買うより、どんな本が今あるのか見るのが楽しいという方が多いので、買うことはそんなにないのですが、新刊本とかで面白そうなのがあるとつい買ってしまい、読む暇なくて積んでおかれている本もたくさんあります。

先日も書店に寄ったら、新刊本のコーナーに林真理子氏の「愉楽にて」という本があり、ポップには、

東京・京都・シンガポールを舞台に、家柄にも資産にも恵まれた50代の男たちが、甘美な情事を重ねていく、その果てに――
日経朝刊連載時から話題沸騰! 絢爛たる贅沢な官能美の世界を描く傑作長編

などと書いてあったので「シンガポール?!」と思わず手に取りましたが、パラパラとめくってみたら、やっぱり金持ちのおっさんが不倫する話みたいな感じだったので、内容は私にとっては微妙かなぁ~と購入は控えておきました。

ちょっとエッチな描写もあり、なるほど熟女じゃないと書けないかもね(いや、これくらい男性作家でも書いてるか)と思いつつも、ロマンスにも不倫ネタにも興味のない私はまったく触手が動かずでした。ベストセラーと書いてあるAmazonのレビューだと、さすがにこれを買うのはファンですからね、面白くて一気に読んだと書いてありましたから、お好きな方はぜひどうぞ。でも、パラパラめくっただけなので、シンガポールをどのように描写しているのかは気になる。だいぶ先だと思いますが、文庫になったら読んでみようかな。

考えてみれば、林真理子氏の小説って、1冊も読んだことがありませんわ(笑)

原作がドラマになった「不機嫌な果実」のドラマは観ましたが、内容的にやっぱり本は無理(笑) これ、2回ドラマ化されていますが、面白かったのは昔のversionの石田ゆり子主演の方ね。

なんか女性作家の作品て、ドロドロしたイメージが強くて敬遠しがち。

女性作家で小説を読むとすれば、最近は読んでいませんが、ドロドロでもミステリー系の小池真理子氏とか、私の友人が男性だと思って読んでいた(まさに「この人女性だよ」と言ったら、「えぇぇええええ!!!」って驚いていました)高村薫氏くらいかな。あとは群ようこ氏は小説もほんわか面白いので読めます。

とはいえ、林真理子氏が嫌いというわけでもなく、俗っぽさ全開のエッセイ「美女入門」シリーズは結構笑えて好きです。

私ってこんなにお金持ってるのよ!こんな有名人ともお友達なのよ!という自慢話が延々と続き、自分がどれだけミーハーかを体を張って(?)披露している作家魂はご立派。

変に“作家様”じゃないところが好き。

愉楽にて

愉楽にて

 

↓ こっちは楽しいよ。 

↓ これは本当にお勧めの本です。特に若い人に読んで欲しいかな。