あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

振り返れば結果オーライ

ちょっと前に辞めた派遣先は、去年までいた化粧品会社です。

もう戻ることはないと思っていたのですが、1月から4月の短期の仕事が終わる前に声が掛かり、ちょっとしたお手伝いで3ヵ月ほどお願いしたいというものだったんです。

たぶん内容は下働きみたいなものだし、そういう仕事ってどうなんだろう?っていうのと、私に仕事をお願いしてくる人との相性に不安があったんです。

別に嫌な人とかそんなんじゃ全然なくて、仕事上で合うかなってそれだけなんですけど、それって結構重要ですよね。

でも、時給も言い値で払ってくれるというし、その時点で次が見つかっていなかったこともあり、3ヵ月だけならいいかと引き受けたんです。

ちょっとしたデータを出したり、コピー撮ったりと、本当にこんな仕事でこんな高い時給いいの?ってくらいだったんです。

ただ、私も今までバリバリ仕事をしてきたので、暇な時は何もすることがないような時もあり、人間お金じゃないんだなというのを実感することになって、早く辞めたいなぁ~なんて調子いいにも程があるって感じになっていたんです。

でもまぁ、約束だし、我慢我慢なんて。

それに仕事内容は簡単でも、やったことのない分野だったので、相手の求めている物がわからずミスもあって、いい大人が今さら怒られたりもあって、なんか嫌にもなっていたんですね。

こんなことでミスをして、向こうにも申し訳ないし、恥ずかしいなぁ~ってちょっと落ち込んでもいたんです。

いい歳して、簡単な仕事だからとわからない分野で説明もなしにやってこれじゃぁ、みっともないなぁ~なんて感じでした。

でも、その頃から体調が悪くなってきていました。

すぐ息切れがするようになったり、なんかだるくてベッドから起き上がれないとか、とにかくなんだかわからないけど、相当しんどい感じで、徐々にその症状がひどくなっていったんです。

でも、まだ都合で契約を延ばしてほしいと言われ、この状態で他に行くのもねとOKしました。

とにかく休んでばかりになって、最初は鉄分不足とかいう感じだったのですが、これじゃあ、仕事に行かれないし本当に困ったとなんとか病院に行って、レントゲン・心電図・血液検査といきなり言われ、なんか随分だわねぇ~と思っていました。

その日にわかるものだけ見ての説明だったのですが、「今出る結果だけだと、ちょっと心臓に負担がかかってるから肥大気味だけど、そこまで問題ないから、この症状からして、甲状腺機能亢進症だと思いますよ」と先生から言われ、なんだそりゃ?と思っていたら、どんな病気か説明され、平たく言えばバセドウ病で、薬が効けば、1か月くらいで普通の生活に戻れるけど、完治は1年くらいかかるということでした。

が~ん!

バセドウ病なんて、タレントとかがなっていて、若い子のイメージだったから、まさか私のようなおばさんがなるの?!って思った私でした。

分かってみれば、おばさんもなるみたいですけどね。

やはり検査結果はバセドウ病確定で、薬が処方され、それから本当に1か月くらい経ちますが、あのしんどかったのがウソのように普通の生活ができるようになってきました。

契約も終わりになって、次の仕事も見つかり、まだこれからも様子見は続きますが、なんとか普通に生活できそうです。

もし、長期の仕事に就いていたら、あれだけ休んだら契約を打ち切られていたでしょうし、通常の時間給のお給料では、家賃も払えなかったでしょう。

言い値で払ってくれたことで、かなりの欠勤で出勤日数がとても少なくなっていたのに、なんとか贅沢さえしなければ生活できていたので、本当にラッキーでした。

振り返ってみれば、信じられないくらいラッキーとしか言えないこの数か月だったんですね。