あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

シンプルな実践②

なぜ、今になってシンプルな感謝ということが腑に落ちたのかというと、本を読み始めたのが気分が落ち込んでいた時だったので、なるほど・・・って思いながら、色々と自分のことを思い返してみたんです。

私は小さい頃から周囲の人には恵まれていた方だと思うのですが、学生時代のアルバイト先とか就職した会社とか、なぜか上司に恵まれませんでした。

最低・最悪ということもあって、仕事は面白いのにストレスで体壊しそうになったから辞めたりしましたし、その後も「なにこの人?」って人ばかり。

でも、ある体験を経て、「逃げない」ことにしたんです。
それは逃げたら、場所を変えても同じようなことが必ず起こるって心から思った時に「克服する」ことを決めたんです。

そしてまぁ、「仕事だけは一緒にしたくない」ってみんなから陰で言われていた上司に11年間仕えたわけですが、もうやりきったという気持ちもあったからか、今は人間関係が本当に良くなりました。

仕事的に労働環境は良くないのは見ていて分かるので、社員が次々辞めていくのは分かるのですが、それはそれとして、ある意味「嫌な人が誰もいない」んです。

もちろん、仕事上合うとか合わないはあると思うのですが、でも、「この人本当に嫌」って人が誰もいないなんて、本当に珍しい職場だと思います。

また、色々と頼りにしてもらって、やりがいもあるし、時給が安いのでそこはちょっと苦しいですが、毎日楽しく仕事をしています。

また、上記11年の間に「本当に思った良いことは口に出す」というのも実践しました。

なんてことないことでも、良いと思ったことは、人を褒めるとかも「こんなこと言ったら」とは思わないで口にしていました。

これは単なる一例ですが、あるアメリカ人男性でもう日本に長く住んでいらっしゃる方なのですが、奥様がとてもセンスのある方らしく、たまに会議などでお会いすると、シャツひとつでも、色使いとかがとっても素敵な方がいらしたので、いつもそれを褒めていたのですが、ある時、本当にうれしく思ってくださっていることがわかり、こちらも素直に言って良かったなと思いました。

もちろん、それだけですぐに環境が良くなるということなどはなく、以前の会社では本当に人に酷い目に遭ったのですが(世の中にはどうして人に対してこんな酷いことができるの?ってことをやる人がいるものですよ)、それもひとつひとつ克服できたと思います。

そんなこともあって、あまり動じなくなっていることもあり、今は人について悩むことはほとんどありません。

でも、そのことに感謝していたかと聞かれれば、嬉しいという気持ちは持っていても、その状況に感謝まではしていなかったと思います。

ありがたいと思って当然のことも、なんとなく良い気分ではいたものの、分かってなかったなというのが反省材料です。

明日(もう今日か)から、具体的に実践していきます。