誕生日のギフトとして友達からもらったチケットで、友人とふたり、「100のモノが語る世界の歴史 大英博物館展」に行ってきました。
銀座線で行ったら、JR公園口というのがどこだか分からず(そもそもどこにも書いてない)、迷いまくっていたら、「公園口をお探しの方へ」という掲示があり(結構みんな迷うんだわ!)やっとこさ見つけました。
そこからは地図の示すとおりに歩くだけなので、なんてことないのですが、友人を結構待たせてしまいました。
すごい混みようで、列に並んで20分以上待ってようやく入場。
展示は、紀元前から現代まで、100個のモノで歴史を綴るという趣向で、正直「無理くり」なところもあったのですが、テーマはどうでも、やっぱり本物が見られるっていいですね。
まぁ、何点かはレプリカだったのですが、それでも満足でした。
私の好きなエジプト物もあり、棺と大好きなラムセス2世像(ラムセス像は色々あるけど、今回は小さいやつ)は見られて良かったです。
説明についているコピーがたまにダサかったので、ちょっと引きました。
日本のモノの中では、柿右衛門の象は迫力がありましたよ。
北斎漫画もあったのですが、なんで大英博物館にあるんでしょうかね?
あまりその辺の知識がないので、なんですが。
思わず笑っちゃったのは、年配のご夫婦が鑑賞されていて、そのご主人の方がヘッドフォンで解説を聞きながら歩いていて、奥さんに解説というか「こうなんだって!」とか大きな声で言うんですよ。
ヘッドフォンしているから自分の声のボリュームが分からないんだと思うのですが、「おっさん、ちょっとうるさいなぁ」って、困りました。
そのふたりがガンダーラの仏像の前に来た時、そのおっさんが「この仏像、顔が外人だよなー」って言ったんです。
思わず「ブッ!」と吹き出してしまいました。
奥さんも「本当ねぇ」なんて言ってて・・・。
その近くに奥様が外国人のやはり年配のカップルがいて、ご主人が思わず笑っていたのですが、奥さんが英語で「なに笑ってるの?」と聞いたら、「この顔が外国人みたいだって」と英語で答えていました。
日本人じゃない奥さんには意味が分からなかったらしく「えっ?どこの?」とか聞き返していたのでこっちも面白かったです。
展示物に話を戻すと、楔形文字の石版などもあったのですが、「よくこんなの解読したよなー」って、それはもう俗っぽく感心しちゃいました。
老眼か?ってこの目にはもう焦点も合わなそうな小さな字(笑)
色々楽しかったのですが、あまりに混んでいたので説明をじっくり読むことは出来ず、ショップで今回の展示品の本を買ってきました。
というより、あまり行かないけど、興味ある美術展に行った時は、結構本を買ってくるのが好きなんです。
ちょっとした解説のみですが、全部写真で載っているので、あとでゆっくり実物を思い出しながら読むのは好きです。
東京都美術館での展示は、6月28日までで、その後九州国立博物館、神戸市博物館を回るみたいです。
ご興味のある方は、お見逃しなく。
この展示の特設サイトも素敵ですよ。