あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

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最近、忙しいのと特に観たいなと思う映画がなくて、映画館から足が遠のいていました。

新作、あまりチェックもしていなかったのですが・・・。

この前の水曜日、渋谷シネパレスの入ったビルの前を通りかかった時、入口には上映中の映画のポスターが飾ってあるのですが、宮部みゆき原作のソロモンの偽証とジヌよさらばという邦画がかかっていました。

上映時間もとっくに過ぎていたし、どちらも観る気がしなかったので、「何かいいのないかなぁ~」とボーっと観ていたら、奥のポスターにちょっと惹かれました。

 

 

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正直、この手のポスターの映画って、監督の思い入れが強い映画が多く、面白いか面白くないかのどちらかなのです。

だから迷いましたが、最近映画すら観てない乾いた日常だったので、よし!賭けてみよう!と入りました。

他の映画館て、消費税増税以来レディースデーも1100円に値上がりしたのですが、ここは今でも1000円。

良心的です。
まぁ、10%に上がったら、さすがに値上げするんでしょうけど。

こうやって書いていることからも分かると思いますが、この映画の事前情報まったくなしです。

最近、映画サイトのチェックもせず、日常は楽しく生きているといっても、好きな映画もチェックしない状況でした。

後から分かったことですが、この映画、結構話題で絶賛されていたんですね。
私も久しぶりに私好みの観て良かった~♪♪と思えた映画でした。

主演のジョン・ファヴローは、アイアンマンとかを撮った監督でもあり、俳優もやっている人ですが、最初よく分からなくて「この人見たことあるけど、なんて人?」ってポスター見ながら思ったのですが、文字を見たらダスティン・ホフマンだとかスカーレット・ヨハンソン、しまいにはロバート・ダウニー・Jrまで出ているみたいで、なんだかすごい豪華キャストなのねぇ~と。

知らないって怖い(笑)

 

ジョン・ファヴローの役は高級レストランのシェフ、カール・キャスパー。
料理は至上の喜びと、この仕事を天職と思っているのですが、勤めているレストランのオーナー(ダスティン・ホフマン)は、変化を嫌う頑固ジジイで、大人気の批評家が来店するというので、張り切って創作料理を出す準備をしていたキャスパーに「定番料理を出せ」と命令します。

ここまでは良くある展開ですが、ここから先は「現代の映画だなぁ~」と思わせるストーリーで、よくよく振り返ると、それ以外は昔の映画の焼き直しみたいな特に新しさも何もない展開(といっても面白くないわけじゃないけど)なのに、ツイッターなどのSNSを絡めていくことで、「これありそー!!」ってにやり感をうまく出していました。

さて、せっかく考えて部下からも絶賛された新作料理を諦め、やってきた批評家ラムジーに面白くもなんともない何年も変わらない定番メニューを出したところ、元々はキャスパーファンだったラムジーにボロクソにこき下ろされてしまいます。

息子に教えてもらったツイッターで、部下の止めるのも聞かずラムジーに酷い言葉のメッセージを送るのですが、ツイッターを始めたばかりのキャスパーは、それがみんなに公開されることを知らずプライベートメッセージだと思っていたのですが、それを見たラムジーは「公開バトル」を仕掛けられたと応戦し、そのやり取りはどんどんリツイートされ、あっという間に世界中に拡散していきます。

ホント、知らないって怖い(笑)

そこからは、ぜひ観て欲しいのですが、魅力的なキャストと美味しそうな料理で最後までワクワクな映画でした。

それにハッピーエンドなのが最高♪
最後はちょっと出来すぎ?って気もしないでもないのですが、まぁ、これならありかなって。

個人的にはちょっとした役で友情出演みたいなロバート・ダウニー・Jrのハマった感いっぱいの役に笑いました。

しかし、飛び込みで入って何も食べていなかったので、美味しい匂いもしてきそうなシーン連発にちょっとつらかった。

キューバサンドなんて見たこともなかったのですが、これはぜひぜひ食べてみたいサンドイッチになりました。

 

 

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