夜。
ピンポーン!とドアのチャイムが鳴り、返事をしてみたら「NHKです」だって。
あれーこの前来たばっかりなのに?と思ってドアを開けると、身分証明書を顔の真ん前に示された。
それからまた同じ質問。
「TVを設置していると思うのですが」
「TVはありません」
「えっ?・・・・そうですか」
『この前来た人に説明したばっかじゃん。メモも取ったじゃん』
「パソコンにチューナーとか」
「そんなもの付いてません」
「スマホとかには・・・」
「ワンセグは付いてません」
「あー、iphoneですか?」
「iphoneじゃないけど、付いてないんです」
「ああ、そうですか・・・(かなりな疑いのまなざし)差支えなかったら、メーカーを教えてもらえませんか?」
「メーカー?なんだったけなぁ・・・シャープかな」
「そのメーカーじゃなくて、ドコモとかソフトバンクとか」
「ああ、ソフトバンクです」(それってメーカーって言うのか?)
「型番なんて分かりませんよね」
「・・・さすがに分からないです」
「これからTVを買う予定は・・・」
「ありません」
「あの、普通はTVを設置した時点で支払が発生するものなので」
(ここでとうとうブチ切れる)
「別に払いたくなくて言ってるわけじゃありません!本当にないからないって言ってるんです!TVがなくて生活している人なんてたくさんいるでしょ?(怒)」
「・・・わっ、わかりました。すみません」
『ふん!』
まぁ、彼も仕事だから仕方ないとは思うものの、態度に「こいつは嘘つき」前提がありありしているのでさすがの私も頭にきた。
しかも、プライバシーの侵害だろ、こんなの。
テレビがないのは事実。
パソコンにチューナーなんて付いてないし、スマホにワンセグが付いてないのも事実。
嘘なんてついてないっつーの。
でもまぁ、ワンセグが付いてても払わないな。
だって、電話機だもんね。
TV受信を目的として買うわけじゃないのに、勝手に付いているのを「受像機」なんて言うのはおかしいし。
ホント、頭にきた。
意地でもTVなんていらない!!