あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

チャイナの洗礼

友人の夫が中国に赴任して半年、友人も月に1回くらいは向こうに行って家事をしたり、炊き込みご飯のおにぎりだのお惣菜を作って冷凍してきたりと、甲斐甲斐しくやっています。

北京ではないものの、日によっては空気はやはり悪いし、中国語もしゃべれないので1人で出歩くのも結構大変。
よくやるなぁ~と感心しますよ。

私の友達って、たいがい嫁に行っても帰ってきちゃった人が多い(笑)ので、ここまで夫婦仲が良いのも珍しいです。

そんな彼女に、ご主人の同僚の中国人から、日本から来るならと毎回のように買い物を頼まれます。
ほとんどが化粧品で、日本のだったり、海外の物でも日本で買う方が安い場合も多いみたいです。

ただ、最近、どんどん要求がエスカレートしてきていて、毎回数万円もの立て替えになっています。
しかも、貰うのは元なので、カードで買い物しますから、時期によっては為替で損が出てしまうこともあるんですよね。

今回は、お正月にご主人が帰国していたので、やはり頼まれたらしく、化粧品なので買いに行くのは彼女。

昨日はラインで「明日ダンナが帰るから、今日は早退してこれから買い物。追加で頼まれたXXXを買いに行くんだけど、これだけで27000円だよ!前にも頼まれて買っておいたのがあるのに」と送られてきました。

「中国の人って、1度頼みを聞くと際限がないらしいよ。その代わり、こっちも遠慮なく物を頼んでいいみたいだけど。基本的に人間関係についての考え方が違うので、私は無理って思った」

そう書いて送ったら、パンダがひっくり返ったスタンプが返ってきました(笑)

日本人のように「親しき仲にも」みたいなのではなくて、「親しいならば」という感じ。
だから、親しくなったらとことん相手に要求するし、頼ってくれて構わないというみたいで、日本人でも、それに馴染んでいる人は日本のあっさりした人間関係が冷たく感じるようになるようです。

中国で暮らす人で、やっぱり帰国した時にどっさりと買い物を頼まれる人は多いらしく、自分から「買い物の依頼は受け付けない」って宣言するんだそうですよ。

でも、中国に住む日本人てやっぱり大変なことが多いみたいで、そういう人にはみんなが良くしてくれるので「断れない」って思って全部引き受ける人もいるみたいです。

give and takeが基本なんでしょうかね。

この濃い~人間関係は、私には無理ですわー。