ユーミンの歌を聴くようになって、いったい何年経ったでしょうか。
あまりはっきりわかっちゃうと落ち込むので(笑)、まぁ、相当長い時間が経ちましたってことでお茶を濁しましょう。
今、これを書いているBGMがユーミンです。
同年代の方は、誰でも1曲か2曲あるいはそれ以上、自分にとってのユーミンソングがあるのではないでしょうか。
中央フリーウェイはドライブデートの定番だったし、真珠のピアスも失恋の象徴で。
あまりにたくさんの歌がありすぎて、自分の一番は思いつきませんけど、結構何度も聞いたのは、「カンナ8号線」かな。
ずーっと若い頃つきあっていた彼がなんとなくイメージがその歌にぴったりの人で、
チェックのシャツが風にふくらむ後ろ姿を
波をバックに焼き付けたかったまぶたの奥に
なんて、風景がぴったりでした。
本当に大好きだったけど、なぜかダメになってしまいました。
想い出にひかれて
ああ ここまで来たけれども
あのころの二人はもうどこにもいない
センチメンタルとは縁がない私なので、昔の彼氏になど会いたいとはまったく思いませんけど、どうしてるのかなぁ~、幸せならいいなとは思います。
恋をした心を表現した歌詞で、やっぱりこれかなと思うのは、「ダイアモンドの街角」でしょうか。
待ちわびた電話は狂おしい催眠術
どこへでも私を呼び出せるのね
確かにあの頃は、彼が呼んだら、それこそどこへでも行ったかも。
待ってるって言われても、顔を見るまでは本当に苦しかったですもの。
何だったんでしょうね、あの気持ち。
まぁ、今は行きませんけどね「明日早いから、ごめんね」ってことになると思います。
・・・そういう相手もいませんけれども(笑)
そして、私がユーミンてホント天才!って思った曲が「経る時」です。
アルバム、REINCARNATIONの最後の曲なんですけど
あるホテルの風景を歌った歌で、
四月ごとに同じ席は
うす紅の砂時計の底になる
空から降る時が見える
さびれたこのホテルから
ってところにしびれてしまいました。
これ、桜の花の散るのを歌った歌詞ですけど
「空から降る時が見える」なんて、桜の花びらを砂時計の砂に例えるとかすごすぎる。
そう考えるとこの曲が一番かなぁ~。
まだまだ書きたいことはありますが、長くなったので今日はこのへんで。