あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

ゴーストフライト407便

タイは、知る人ぞ知るホラー映画の宝庫。
なにせ残酷な描写がドバっと出てきますし、見せ方もうまい。
実社会でも「死体の博物館」があったり(子供が遠足できたりするらしい)、新聞などには事故でひどいことになった写真とかもモザイクまったくなしでドカン!と載せちゃうお国柄。

さすがにホラー映画友の会主宰の私でも、えぐいなぁ~と思ったりすることも多いのです。

そんなタイのホラー映画は、主演の女優さんが結構綺麗。
タイ人の「美人」て、日本の審美眼とも合っているというか、本当に美しい人と思います。
そして、イケメンも間違いなくいるので、目の保養にタイ映画っていうのもありな気がしますね。
ただ、名前が難しいので、なかなか覚えられませんが・・・。

さて、そんな前置きはいいとして、昨日の夕方カワンさんから「タイのホラー映画を見に行こうと思っているのですが、迷っています」的なメールが入りました。

「なに?タイのホラー映画だとぉ~」

ホラーには目がないこの私。
最近、レアもの満載だったシアターN渋谷が閉館してしまっていらい、ホラーもご無沙汰だったので、思わず食いついてしまいました。

「どんな映画ですか?」

すると「ゴーストフライト407」というタイトルが送られてきたので、周囲の目を盗んでググってみると、飛行機の中でゴーストが暴れまわるという、たまらないシチュエーションの映画のようで、即「一緒に行ってもいいですか?」と打ってしまいました。

数回のやり取りの末、スタジオアルタ前集合で決定。

映画は21時過ぎからなので、まずは腹ごしらえと久しぶりの三国一でほうとうを食べました。

上映館は、シネマート新宿。
六本木は、シンガポール映画祭で行ったことがありましたが、新宿は初めてでした。

並んでいるビルの外観から以前行った映画館に似ていたので、綺麗なシネコンだったよなぁ~と思って話していたのですが、全然違うところでした。
それも「今時これかよ」という椅子の間隔以外なにも良いところがない場末っぽい映画館。
しかも、1回きりの上映のためという理由でレイトショー料金の適用なしで1800円もボラれた!!

まぁ、楽しかったからいいですけど(笑)
しかし、あれで1800円は詐欺的に高いよ。

全然映画の説明に移れない(笑)

あらすじは簡単です。

飛行機に乗ってプーケットに行こうとしていた人々が機内に現れたお化けに祟られて大変なことになる。

これだけ。

ホラーは、単純であればあるほど、バカバカしさも増すのでグッド!

綺麗な主演女優さんが、スッチー・・・いや、客室乗務員として昔飛行機でなにやら恐ろしいものを見たというので医者にかかっていたのですが、「気圧のせいで幻想を見たんでしょう」と、フライトに戻っていいよ宣言を貰い、プーケット行の飛行機に搭乗することに。

その名もサンセット航空といういかにもな名前で、国内線で小さいのに2クラスの贅沢さ。
でも、席を見ててもCとYの区別が今ひとつわからない。。。

ひと癖もふた癖もある乗客を乗せ、1時間半のフライトが始まりました。

そして、またまたB級ホラーにつきものの「ご都合主義」がここでも。
美人スッチーの恋人が整備士で、その飛行機の点検を行っていたのですが、あることがきっかけでその飛行機に乗り込むことになってしまいます。

機長と副操縦士以外で唯一の男性乗務員はおかまちゃん設定というのもイケてました。

役者が揃ったところで、ストーリーがあるんだかないんだかさっぱりわからないハチャメチャ・ワールドに突入し、出るわ出るわおばけちゃん♪

結構、ビビり所もあって、楽しい映画でした。

ホラーなど普段まったく見ないカワンさんは「ちょっと怖いと思ったところもありました」との感想を述べられていました。

私?
もちろん、笑って終わったのはいうまでもありません。

ゴーストフライト407便(2012)

原題:Dark Flight

監督:イサラー・ナーディー
(その他不明)
出演:
マーシャ・ワタナパーニット

上野樹里に似ている少女
長瀬智也を丸っこい顔にした若者
釈由美子にちょい似の女優も出てます(笑)