あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

のりぴー復帰 -気持ちはちょっと複雑-

覚せい剤使用で執行猶予判決を受けていた酒井法子さんが、女優として芸能界に復帰されるという記事を読みました。

凶悪犯罪は色々論が分かれると思うので別として、犯罪を犯してもきちんと反省し、それなりの懲罰を受けたりした後は、社会復帰が普通にできないとおかしいとは思っていますから、のりぴーが女優に復帰するというのも、以前はその仕事しかしたことがなかったわけですから、何でも批判というのもどうかと思います。

でも、のりぴーの場合は、裁判で自分がどのように更生するのかを問われた時、今やっている介護の勉強をして資格を取って・・・というような内容の話をして、現判決になったというのは、日本中が知っているわけです。

介護の勉強は、復帰してからも続けるということは言っているそうですが、女優に復帰してから介護の仕事などするはずがなく、単なる減刑・情状目的のパフォーマンスだったのかという批判をされています。

どう考えても、この批判は当たり前で、勉強を続けて資格を取っても、女優として仕事がある人が大変な介護の仕事などするはずがなく、勉強や資格はいったい何のため?と考えるのは普通の脳みそを持っている人間ならごく普通ではないでしょうか。

今回の復帰は、「歌手や女優しかやってこなかったのだから、またそれで頑張れば?」という周囲の後押しがあったと書かれていました。

親しい人にしてみれば、反省して頑張っている彼女に少しでも良い条件で仕事をして欲しいと思うのは理解できます。

でも、それって本当に本人のためなんでしょうか?

執行猶予が明けたというだけで、簡単に女優復帰ができるようなら、本来絶対に手を出してはいけない麻薬を使っても、芸能人なら平気ですぐ復帰できると宣伝しているようなものですよね。

ブランクがあったから、それなりに反省した生活を送ったという言い分もあるかも知れませんけど、じゃぁ、裁判では、もっと他に訴え方があったのでは?

彼女が本当に介護の資格を取って、数年でもしっかりと仕事をした上で「やはりまた女優を」というなら、まだ分かります。

単なる減刑パフォーマンスで逃亡までしたのに執行猶予判決を受け、猶予期間が終わったから、はい、これで罪は消えました・・・というのは、さすがに「頑張って欲しい」と思っているファンでさえ、がっかりするのではないでしょうか。

しかし、本当に芸能界って甘いんですね。