Yahoo!ニュースを見ていたら、墓友(はかとも)と呼ばれる人間関係があるそうな。
同じ墓地や納骨堂に一緒に入る仲間のことだそうで、そういう場を通して交流を深めているんだとか。
女性だけの集まりなのかなんなのかは分からないのですが、「墓友女子会」を開催しているところもあるらしく、場所は共同墓地などで行われるというのだから、なんとも面白い。
確かに日本の墓苑て桜の木がたくさん植えてあって、お墓なのにお参りついでにお花見なんてことも珍しくないので、分からなくはありません。
ご主人に先立たれた寂しさから、同じくお参りに来ていた女性を誘って俳句の会を作った人もいて、今では一緒にお参りに行くのですが、お参りも早々に句会へ突入!とどっちがメインだかわからないと笑っているようです。
また、死後サポートを代行してもらう生前契約をする例もあり、助け合って安心して死ねるということで、同じ墓地や納骨堂を予約しておき、墓友が亡くなった時はそこに入る手続き等もしてもらえ、親族が同じ墓だったり、墓友同士でお参りもしてもらえるので「寂しさを感じない」とのことでした。
少子化などで「家」単位でお墓を守っていくのが困難になりつつある今、これって本当に日本的だなぁ~と思いました。
私はベタベタとした人間関係は嫌いですが、かといって「友だちなんていらない。私に構わないで」なんてローンウルフではありません。
適度な距離を保ちつつ、やっぱり助け合い精神で支えあう人がいたらいいなぁ~と思っています。
しかし、墓友なんて・・・こういう名前をつけるのって、本当に上手いですよね。