水曜日は映画の日(→私の)。
最近、映画館から足が遠のいていましたが、これではいけないと1,000円札を握り締めてヒューマントラストシネマ有楽町(イトシア4F)に行ってきました。
18:10上映開始(10分CM等あり)という条件で、なかなか大変でしたが、どうにか間に合って座ることができました。
全席指定なので、満席の場合は「門前払い」ってこともあり得ます。
いわゆるミニシアターのため、とても1,000円以上支払う気になれませんから、水曜日か(本当の)映画の日以外は行くことはないです。
椅子は座りやすいし、飲食も出来るので、最低限の心地よさはありますが、なにせスクリーンが小さいので「ここしかない」という映画以外は、あまり利用することはない映画館です。
渋谷にも同系の映画館があり、「ここしかやってない」映画を観るためにたまに利用しますが、お楽しみといえば、映画館の入っているビルの飲食店がなかなか良いというくらいでしょうか。
でも、私は基本的にひとりなので、レストランを利用して帰ることはありませんけれど。。。
さて、映画の話に入りましょう。
この映画、登場人物はたった3人。
誘拐犯2人とその2人に誘拐された大富豪の娘、アリス・クリード。
本当に終わりまでたった3人しか出てこない映画ですが、ストーリーが二転三転と目が離せません。
犯人が作り上げた密室で、登場人物3人が物語をどう引っ張るかですが、テンポがあってよくまとまっていました。
約1時間20分、退屈せず見終わりました。
【ストーリー(みたいなもの)】
ムショ帰りで「親が金持ちの女を誘拐し、大金をせしめる」という計画実行のために手を組んだふたり。
まんまと望み通り大富豪の一人娘であるアリス・クリードを誘拐し、裸にして写真を撮り、父親に送りつける・・・。
「金を払わなければ、娘の命はない」
この誘拐劇、あるところまでは順調に事が進んでいたかに思えたが、突然、思いがけない展開を迎える。
***
登場人物が少なく話がシンプルなので、これ以上の紹介ができないのが残念。
評論家の間でも得点が高かったりそうでなかったりがあるみたいです。
全体を通して見た場合、そこまで高評価にするかな?と思うのですが、そうきたか・・・ふーんと思っていると、えっ?!そっちも?!なんて展開は、なかなか考えられていて面白かったです。
後半は、なんとなく展開が読めてしまったので、少し自分の中での評価が下がってしまいましたが、総体的には楽しめた作品です。
暑い夏の夜を楽しく過ごすことができました。
描写がかなりリアルですしね。
何がリアルかは、観ればわかります(笑)
(C)CINEMANX FILMS TWO LIMITED 2009
アリス・クリードの失踪(2009)
原題:The Disappearance of Alice Creed
上映時間 101分
製作国:イギリス
脚本・監督:J・ブレイクソン
出演:
ジェマ・アータートン(アリス・クリード)
マーティン・コムストン(ダニー)
エディ・マーサン(ヴィック)