あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

何様な人びと。

トータルで考えると、私が勤めている会社は色々な面で人を大切にするという「建前」は立派に存在し、一応ハラスメントなどに関しても、厳密な規定がある。

それが機能しているかは甚だ疑問なことが最近あって、何でも相談してくださいなどと言っても、相談したらしたで大した対応などしてくれないことが分かり、「ホント、口だけなんだね」と部内で話している状態。

直接的な暴力は例外で、人を殴ったりしたら即解雇で、先日は中国の社員が部下だか同僚を殴ったとして解雇されたニュースがイントラネットで流された。

でも、会社の建前は別にして、うちの会社も他社もいわゆる外資には「何様系の人」が多い。

学歴が立派で、英語も堪能。
そして、専門職で博士号を持っているといえば、確かにプライドは高いと思う。

でも、それと人間的な偉さや立派さは、比例していないことが多い。

以前、コピールームに専任の担当者がいて、何人かの交代があったのだが、ある方は非常に仕事に熱心で対応もよく、大変お世話になった。

小さな仕事でも丁寧に対応してくれ、自分の仕事に対してプライドを持っているようだった。

色々とお願いしに行って、ちょっとしたおしゃべりをするようになったのだが、話も面白く良い人で「○さんのような方に来ていただいて良かったです」と話すと嬉しそうに笑っていた。

でも、後日社員とトラブルになって、結局辞めさせられることになってしまった。

親しく話しをするようになった頃から「この会社の人ってちょっとおかしいよ」ということを話していたので理由を聞くと、コピーを依頼しに来た人たちで書類を投げて「やっといて」と命令口調で来る人や、何も説明せず顎で「これ」みたいに書類を置いていく人がいて、「いったい何様なんだろうね」と怒っていらした。

この対応は、実際分からなくもない。

社員の中には、自分が社会的に偉くなったとでも思っている勘違い野郎が結構いて、話をしていても、『お前、変』と突っ込みたくなる人は多かった。

威張り腐っていても、給料が高すぎるからとリストラに合った人もいて、ざまみろと思ったこともあるが、結局企業年金も出る年齢になっていて、退職金も上乗せだったので、プライドは傷ついたかも知れないが、実質的にそう悪いリストラではなかったので、本人はあまり懲りてないようだった。

そんなこんなで、外の人から「対応は丁寧だけど、言葉を拾っていくと慇懃無礼というか、まさに相手を見下しているようなことを平気で言う」と指摘されたこともあって、小さな日本の米粒のような会社なのに、いったい何をどう勘違いして人に偉そうな態度を取れるのかといつも不思議に思う。

確かに東大に入るのは大変だと思う。
その他有名大学を卒業した人だったら、それなりの自負もあるだろうし。

でも、それは本人が自分の将来のためにした努力であって、人より偉いと錯覚して威張るためではないはずだ。

なのに、付き合いのある他社の人たちもプライド先行型の人が多く、話しているだけでも非常に疲れる。

昔、ある女性が他の女性の経歴が専門学校卒というのを知って(年代的に女性だったら有り得る)、かなり見下した発言をしたので、私が「でも、年月が経てば経験とか努力の方が大切ですから、あまり関係ないのでは?」とやんわり否定したら、「それはあなたがそうういもの(学歴その他)を持っていて余裕があるから言えるのよ」と言われて、愕然としたことがあった。

ブランドで身を固めて英語がべらべらの女性なのだが、天然で良い感じの人なのに中身はこんなかい・・・とがっかりしたのを覚えている。

今でも、同じような人たちと仕事上はずっと付き合っていかねばならず、コテコテの日本企業で働くのは性格的に無理だけど、こんな人たちと個人的に付き合うと魂が腐るような気がして、会社関係での友人など社歴が長い割りに皆無だ。