あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

杉田水脈、炎上す。その4

なんとなく世間でも、少し騒ぎも下火になってきた模様。

とはいえ、相変わらず賛否(否の方が多い印象)が分かれています。

まぁ、誰かが何かを言って、100%賛か否かはあり得ないので、これはこれで正常だと思いますが、自分と意見が違うという理由で、議論ではなく排除の風潮は生きにくい世の中だなと思います。

当事者含め、色々な人の意見を読んでいくと、やはり今回の杉田さんの記事は、見識の浅さが目立ってしまったものだと思います。

彼女は、保育園が足りない問題などの時も、個人的には、なんだかなぁ~という論調だったので、書くのは自由ですが、もう少しきちんと調べてからにすればいいのに・・・と思います。

しかも、以前は一個人(言論人)として役所に勤めていた経験をもとにして書いていたのですが、今回は国会議員という立場で、自分の周りにちょっといる人の意見だけでLGBTは差別されていないとか、子供産まないから生産性がない、だから税金使って援助なんて必要ない・・・なんて持って行っちゃって、これは別にLGBTの人だけではなくて、それこそ彼女が言うところの普通の人だって起こりますよ。

 

生産性なんて、商売やっているわけでもないのに、そんな言葉を使ったら誰だって怒ります。

 

私が彼女の書いた今回のコラム?に共感できるとしたら、高校生のLGBT支援。

制服にスラックスを導入して、女子でもそれを選べますみたいな記事に突っ込んでいたところですかね。

もちろん、女子だからってスカート履かなくてはというのはかねてから疑問だったので、スラックスを導入すること自体は悪くないしむしろ賛成ですが、LGBT対策というのが問題だと思うのですよ。

 

杉田さんも書いていた通り、高校生くらいまでって、思春期で心が揺らぎまくっている(本人はいっぱしのつもりでもね)ので、確かに自分の性に違和感とか性的指向に違和感があるなんて言っても、本当にそうかどうかなんてわからないのにLGBT対策でスラックスを用意したなんてなったら、いくら多様性といっても、そこに決めつけが入ってしまい、時間が経てば「あれってなんだったの?」となる可能性が高い事柄にも「あなたはそうなんですよ」的なお墨付きを与えるような印象を持ってしまいました。

 

私の友人にも女子校に行った人がいますけど、後輩からお手紙やバレンタインのチョコ貰ったりしてましたよ。

女子校の女子ばかりの空間だと、結構真剣に「先輩ラブ♪」みたいなのがあるみたいですが、卒業と同時にケロッとするのがお決まりのパターンです。

もちろん、大人になってカミングアウトした人達は、子供とか結構早い時期にそういう感覚があったという方が多いので、それでも「自分は」という場合に差別されない社会を作ることは大事ですけど、心も定まらない時期に「多様性」の名の下に、ミスリードするのはどうなのかと。

 

まぁ、共感できたのはこのことくらいですかね。

杉田さんは、慰安婦の問題なども鋭い質問で他の議員にはない行動力もある人なので、このことだけで全否定はないですが、調子に乗らずに謙虚にというのは今回感じた一番のことですかね。

 

おしまい。