私の映画鑑賞は、基本がストレス発散なので、最新の大型の映画館で音と映像を五感で楽しむというのが好きではあるのですが、ミニ・シアターで大きな劇場ではとてもやらないだろうなぁ~という映画を観るのも好きです。
でも、私を楽しませてくれていたミニシアターも軒並み閉館してしまって、復活した恵比寿ガーデンシネマ以外でミニシアター系といえば渋谷シネパレスでした。
先日、「明日は水曜日だけど、二子玉川の映画館じゃぁ~観たいものがないな」と思って、そういう時はシネパレスをチェック!・・・したら、もうずいぶん前に公開スタートだった、フランシス・マクドーマンド主演のスリー・ビルボードがやっているではありませんか!
よっしゃー!とテンション上がったのもつかの間、画面の端に「閉館のお知らせ」という文字があるのが目に入りました。
「えっ?」
びっくりして文字をクリックすると、なんと5月27日で閉館と書いてあるではありませんか!!!
70年続いた老舗がぁ~!!!閉まってしまう・・・。
「えーーーーーー!!!うそぉおおおおおおお!」
仕事中だったので、心の中で叫んだだけですが、それはもうショックでショックでがっくりでした。
まぁ、その後同じところに今、建て替え中のパルコにあった「シネクイント」が復活すると書いてあって、ちゃんちゃん!って感じでしたけど。
会社が変わって系列も変わると、かける映画も違うので、私好みの映画がかかるかちょっと心配。
あまりシネクイントに「観たい!」って映画があったのを覚えていないし、ほとんど行ったことがないからねぇ・・・。
時系列では覚えていないけど、渋谷ピカデリーもなくなり、私好みの作品をたくさん上映してくれたシアターN渋谷もなくなり、シネマライズもなくなり、こんな映画あるんだーと思わせてくれたシネマ・アンジェリカもなくなり(一応、休館てことになっているけど)、なんか、ここでしか観られないよね、この映画ってのを上映していた映画館がみーんななくなっちゃった(涙)
どうも、本当のフィルムが不要のデジタルプリントの映画が増えて、輸送コストが0円になったために(中略)、コストに見合わない映画館には配給をしないとかそんなのがあって経営に行き詰まりというのが大きな理由のようです。
ドッタンバッタンやってる商業映画一本のシネコンばっかりになっていくなんて、いくら映画でストレス発散といっても、これはないわー。ディセントなんてグロイ映画、109でやるわけないし、サベイランスなんて胸糞悪くなりそうな映画、シネコンでできる訳ないし。
ジャーロなんて突っ込みどころ満載の映画、シネコンじゃやらねー。
はぁ・・・。アズールとアスマールなんて上品な作品は、ミニシアターじゃなきゃ見られないっしょ。ふー。
【ミニシアターで観た映画】
渋谷以外の潰れていない映画館も含みます。
(順不同)
ディセント、ディセント2、レナードの朝、風が吹く時、タロット・カード殺人事件、ゼロ時間の謎、ブルー・ジャスミン、アズールとアスマール、ミスト、アコークロー、ゴースト・フライト407便、0:34 レイジ34フン(原題:Creep)、ジャーロ、ぜんぶ、フィデルのせい、白ゆき姫殺人事件、キル・ビル、プラネット・テラーinグラインドハウス、デスプルーフinグラインドハウス、NY心霊捜査官、サンシャイン・クリーニング、リトル・ミス・サンシャイン、笑いの大学、呪怨、シェフ、キョンシー、イコライザー、悪魔は誰だ、悪魔を見た、ロボコップ(リメイク)、ちいさいお家、アリス・クリードの失踪、パンズラビリンス、華麗なるアリバイ、タイタンの戦い、サベイランス、The 4th kind、サスペリアテルザ最後の魔女、エスター、あの日欲望の大地で、ダイアナの選択、ダウト~あるカトリック学校で~、ミラーズ、スリー・ビルボード、アリスのままで・・・・たぶんもっと観てるけど、これ以上思い出せない(涙)