エミリー・ブラントって、結構好きな女優さんです。
好きといっても、私の場合「この人の映画なら絶対!」みたいなのが少ないので、観たのはこの4作品のみでした。
- プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)2006
- ジェイン・オースティンの読書会(The Jane Austen Book Club)2007
- サンシャイン・クリーニング(Sunshine Cleaning)2007
- アジャストメント(The Adjustment Bureau)2011
この中でお勧めは、有名なプラダを着た悪魔を除けば、ジェイン・オースティンの読書会とサンシャイン・クリーニングでしょうか。アジャストメントはSFなんですけど、なんだかなぁ~な設定で、まぁ、面白かったけど印象にはほとんど残っていない感じです。
TSUTAYAに行って、5枚1000円でDVDを借りることが多いのですが、だいたい観たい映画がある時しか行かないので、5枚も埋まらない時がほとんどです。
残り2枚どうしようかなぁ~とか、そんな感じになるのですが、今回エミリー・ブラントの出ている「Girl on the train」を見つけたので借りてみました。
パッケージのストーリーは読んでいたのですが、さらっと斜め読みだったので、ほぼ何もわからないまま観始めました。
まず、エミリー・ブラント演じるレイチェルが、電車の椅子に座って車窓から外を見ているシーンから始まるのですが、最初からなんだか重たい映画だなぁ~という印象。
疲れ切った様子のレイチェルが窓から外を見ているのですが、見ている先はかつて自分が夫と共に住んでいた家でした。
以前夫だった人とブロンドの髪の綺麗な女性、そして生まれて間もない赤ちゃんが見えます。
自分が望んでも得られなかった物をすべて持っている2人をどうしても見てしまう。
離婚原因は、自分がアル中となって壊した夫婦関係でした。
なんかもう、重たくて重たくて、途中でやめて、結局3回くらいに分けて観てしまいました。
いまどき珍しく2時間近い映画だったので、見ごたえなかったら最後まで観られたかどうか(笑)とはいえ、話の展開はなかなか面白くて、ストーリー自体はありきたりといえばありきたりですが、十分鑑賞に堪えうる内容でした。今回はDVD自体わりと出たばかりなので、ネタバレ書かずにお勧めします。